2026年9月5日に記念すべき第1回定期演奏会を、無事に走り切ることが出来ました。
当日はたくさんのお客様にご来場いただきまして、誠にありがとうございました。
10月からは第2回定期演奏会に向けて
メンデルスゾーン/真夏の夜の夢より「序曲」
ベートーヴェン/交響曲第7番
の練習がはじまりました。
《真夏の夜の夢》は、シェイクスピアの喜劇を題材とした作品で、森の中で繰り広げられる恋人たちの騒動や、いたずら好きな妖精たちの世界を、メンデルスゾーンは軽やかで幻想的な音楽に描きました。
この作品で特に印象的なのが、冒頭の4つの和音。静かに始まる音楽から、やがて妖精たちが舞うような細やかで躍動感あふれる音楽へと展開していきます。私の担当する弦楽器が、冒頭の出番がないのは緊張せず嬉しいのですが、木管楽器(特にフルート)はドキドキしているはずです(ニヤ)。
そして、《真夏の夜の夢》と聞いて、多くの方が思い浮かべるのが「結婚行進曲」ではないでしょうか。実はこの有名な曲も、《真夏の夜の夢》の劇付随音楽として作曲されたもの。華やかで堂々とした旋律は、現在でも結婚式の定番曲として世界中で親しまれています(最近、日本では使われなくなりましたよね)。
わずか17歳のメンデルスゾーンが作曲したとは思えないほど、繊細で完成度の高い作品です。
これは持論なのですが、メンデルスゾーンを演奏しているといつも思うことがあります。
「きっとメンデルスゾーンにとって、音楽は息をするのと同じことなのではないか。」ということです。
メンデルスゾーンともし話す機会があるとしたら「俺だってめっちゃ考えて、めっちゃ苦しんでるぜ!」と言いそうなものなのですが、Wikipediaにもあるように
メンデルスゾーンは早熟の天才であり、一度見た楽譜、一度聴いた音楽を完璧に記憶する能力を有していたと言う。伝承されている逸話の1つとして、彼の代表作の1つである『夏の夜の夢』「序曲」の楽譜を引越す際に紛失してしまうも、記憶だけを頼りに全てまた書き出して見せた、というものがある。後に初稿の楽譜が発見されるが、書き直した楽譜と元の楽譜は7箇所が異なるだけで、後は、完璧に同じだったという。その7箇所も間違えたのではなく、メンデルスゾーン本人が意図して直したものではないかと言われている。
とにかく天才だったということは事実なようです。
演奏していると「あれ?こんな簡単なのになぁ。難しいかなぁ。アハハハ。」とメンデルスゾーンの声が聞こえるような気がするのです。むむっと思うこともあるのですが、1826年(ちょうど200年前!)に作曲された音楽が、今も目の前にあり、仲間たちと、その天才の一部に触れている時間が、感慨深さもあり、ちょっと試されているような気持ちにもなります。やれるのかい?と。
メンデルスゾーンはきっと音楽がとても好きだった(というか呼吸するようなもの)と音楽から伝わってくるので、もし答えられるとしたら「私はプロではないですけど、あなたと同じで音楽が大好きですよ。」という気持ちだけは伝えられるかなと思っています。演奏面ではひたすら怒られるかもしれませんが笑。
さくら管弦楽団ではまだまだ団員を大大大募集しておりますので、真夏の夜の夢、ベートーヴェンの7番を一緒に演奏しませんか?お気軽に見学にいらして下さい^^お待ちしております。
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